リスニング (Listening)
「聞ける」から「わかる」へ。ネイティブの英語を聞き取る耳を作ろう。
ただ英語を聞き流すだけでは、リスニング力はなかなか向上しません。以下の3つの方法を意識的に練習に取り入れてみましょう。
① シャドーイング (Shadowing)
英語の音声を聞きながら、少し遅れて影(shadow)のように真似して発音する練習法。リズムやイントネーションが自然になります。
② ディクテーション (Dictation)
聞こえてきた英語をそのまま書き取る練習法。どの音が聞き取れていないのかが明確になり、弱点を克服できます。
③ 多聴 (Extensive Listening)
少し易しめの英語を、意味を楽しみながらたくさん聞くこと。リスニングへの抵抗感をなくし、英語の処理速度を上げます。
YouTubeチャンネル 🎥
- BBC Learning English - 正確なイギリス英語で、ニュースから日常会話まで学べる。
- engVid - 様々な国の先生が文法や語彙を分かりやすく解説。
- Rachel's English - アメリカ英語の発音矯正に特化。
学習者向けポッドキャスト 🎧
- ESL Podcast - 日常的なトピックをゆっくりとした英語で解説。
- VOA Learning English - ニュースを題材に、語彙を制限したシンプルな英語で聞ける。
どちらが優れているということはありませんが、主な違いを知っておくと混乱が少なくなります。
| 特徴 | アメリカ英語 🇺🇸 | イギリス英語 🇬🇧 |
|---|---|---|
| "r" の発音 | 舌を巻いて強く発音 (例: car, bird) | 母音の後では発音しないことが多い (例: caa, baad) |
| "t" の発音 | 母音に挟まれると「ラ行」のように聞こえる (例: water → ワラー) | はっきりと「t」と発音する (例: ウォーター) |
| "a" の発音 | 「ア」と「エ」の中間 (例: cat, apple) | 「ア」に近い音 (例: can't → カーント) |