分詞 (Participles)

〜している(doing)と〜される(done)で、表現を豊かに!

分詞は、動詞から作られ、名詞を修飾する「形容詞」の働きをするものです。現在分詞 (~ing)過去分詞 (~ed/done) の2種類があります。 この2つの使い分けは、「修飾する名詞」が「〜する」のか「〜される」のかの関係で決まります。

分詞がどこに置かれるかは、修飾する語句の長さで決まります。

  • 1語で修飾する場合 → 名詞の前
    Look at the running boy.

    →「走っている少年」を見て。 (少年が走る)

  • 2語以上で修飾する場合 → 名詞の後ろ
    The language spoken in Brazil is Portuguese.

    ブラジルで話されている言語はポルトガル語です。 (言語が話される)

感情を表す動詞 (excite, surprise, interest など) が分詞になるときは特に注意が必要です。「モノが主語か、人が主語か」で判断します。

  • ~ing (原因): 人に感情を「与える」モノやコトについて使います。
    The game was exciting. (その試合はワクワクさせるものだった)
  • ~ed (結果): 感情を「与えられた」人の気持ちについて使います。
    I was excited to watch the game. (私はその試合を見てワクワクさせられた → ワクワクした)

分詞構文は、接続詞と主語を省略して文をスッキリさせるための上級テクニックです。「〜とき」「〜なので」「そして〜」など、文脈によって様々な意味になります。

  • When I walked along the street, I found a nice cafe.
    Walking along the street, I found a nice cafe.

    (道を歩いているとき、素敵なカフェを見つけた)