助動詞は、動詞の前に置いて「〜できる」「〜かもしれない」「〜すべきだ」といった話し手の気持ちや判断を加える役割をします。助動詞の後ろは必ず動詞の原形になるのが鉄則です！

• She can plays the piano. (間違い)
• She can play the piano. (正しい)

can / be able to

「〜できる」という能力を表します。be able to は、canが使えない未来形や完了形でも使えます。

• I can speak English. (私は英語を話せます)
• You will be able to swim soon. (あなたはもうすぐ泳げるようになりますよ)

can / may / could / would

「〜してもよいですか？」という許可や、「〜してもらえますか？」という依頼を表します。過去形を使うとより丁寧な響きになります。

• Can I use this pen? (このペンを使ってもいいですか？) - 許可
• May I come in? (入ってもよろしいでしょうか？) - より丁寧な許可
• Could you help me? (手伝っていただけませんか？) - 丁寧な依頼
• Would you open the door? (ドアを開けていただけますか？) - 非常に丁寧な依頼

must / have to

「〜しなければならない」という義務を表します。must は話し手の強い意志、have to は客観的な必要性を示します。否定文になると意味が大きく変わるので注意！

• You must finish your homework. (宿題を終わらせなさい) - 話し手の意志
• I have to go to the bank. (銀行に行かなければなりません) - 客観的な必要性
• You must not swim here. (ここで泳いではいけない) - 強い禁止
• You don't have to hurry. (急ぐ必要はありません) - 不必要

must / may / might / can't

「〜に違いない」「〜かもしれない」「〜のはずがない」と、物事を推測する時に使います。確信の度合いで使い分けます。

• He must be tired. (彼は疲れているに違いない) - 確信度: 高
• She may be at home. (彼女は家にいるかもしれない) - 確信度: 中
• It might rain tomorrow. (明日は雨が降るかもしれない) - 確信度: 低
• That can't be true. (それが本当のはずがない) - 強い否定の推測

should / had better

「〜すべきだ」という助言や軽い義務を表します。had better は「〜しないと大変なことになる」という強い警告のニュアンスを含みます。

• You should see a doctor. (医者に診てもらうべきだよ) - 一般的な助言
• You had better go now. (もう行った方がいいよ（さもないと遅れる）) - 強い警告