不定詞と動名詞

to do と doing の使い分けをマスターしよう!

不定詞 (to do) と動名詞 (doing) は、どちらも「〜すること」と訳せることが多く、混乱しがちです。 大切なのは、それぞれのコアイメージを理解することです。

  • 不定詞 (to do): これからすること・未来のこと。未来に向かう矢印 のイメージ。
  • 動名詞 (doing): 今していること・過去にしたこと。反復や一般的な事実のイメージ。

これらの動詞は「反復」や「中断」「回避」など、過去や現在のニュアンスが強いものが多いです。 "MEGAFEPS" (メガフェプス) という覚え方が有名です。

  • Mind (気にする)
  • Enjoy (楽しむ)
  • Give up (あきらめる)
  • Avoid (避ける)
  • Finish (終える)
  • Escape (逃れる)
  • Practice (練習する)
  • Stop (やめる)

例: I enjoyed playing tennis with you. (あなたとテニスをして楽しみました)

これらの動詞は「未来」や「意志」に関するものが多いです。

  • want (したいと思う)
  • hope (望む)
  • wish (願う)
  • decide (決める)
  • promise (約束する)
  • plan (計画する)

例: I decided to study abroad. (私は留学することを決めた)

remember, forget, try は、後に to do が来るか doing が来るかで意味が大きく変わるので、特に注意が必要です。

remember / forget

  • remember to do: これから〜することを覚えている (忘れずに〜する)
  • remember doing: 過去に〜したことを覚えている
  • forget to do: これから〜することを忘れる (〜し忘れる)
  • forget doing: 過去に〜したことを忘れる

try

  • try to do: (大変だけど)〜しようと努力する
  • try doing: (うまくいくか分からないけど)試しに〜してみる

stop

  • stop to do: 〜するために立ち止まる
  • stop doing: 〜することをやめる